sewage-treatment 下水処理場およびポンプ場施設の運転・維持管理
Work1
処理場施設の稼働状況は中央操作室において24時間監視しています。 流入する汚水量や処理工程の様々な情報がここに集約され、監視者は状況に応じた運転操作や故障対応などの指示を出します。
Work2
処理場には様々な電気・機械設備があります。 24時間途切れることなく流入する汚水を適切に処理するため、それらの設備は毎日昼夜交代で巡回点検を行い、異常が無いか直接確認しています。
Work3
機械設備は日常的な巡回点検を行う他に、定期的に設備を停止させて消耗部品の交換や不具合箇所の調査など、故障を未然に防ぐための保守点検を行います。
Work4
流入した汚水は処理の過程で水と汚泥に分離します。分離された汚泥は脱水処理された後に焼却処分します。 流動焼却炉と呼ばれるこの設備は、800℃以上の高温で砂を循環させ、その中へ脱水した汚泥を投入して燃やします。発生した焼却灰は、セメント原料として再利用されます。
Work5
処理場に流入した汚水は処理工程ごとにサンプリングし、水質分析を行うことで処理状態や放流水質をチェックします。 分析の結果は各現場の担当者にフィードバックされ、運転管理の重要なデータとして活かされています。
Work6
中継ポンプ場は汚水を下水処理場へ送水するための中継施設です。 これらの施設は無人で稼働していますが、下水処理場の中央操作室で24時間監視されています。 更に定期的な巡回点検を行い、異常が無いか直接確認しています。
Work7
マンホールポンプ場では定期的にポンプを引上げて保守点検を行います。 停電や故障でポンプが動かなくなるとマンホールから汚水があふれる恐れがあるので、24時間体制で緊急時にも対応しています。